2010年2月14日
トノサマガエルの生態
平野部から低山にかけての池、水田付近に生息する。春から秋まで活動し、冬は地中で冬眠する。
肉食性で、おもに生きている昆虫類、クモ等を食べるが、貪欲で、口に入る大きさであれば、小型のカエル、ヘビなども捕食する。トノサマガエルやダルマガエルの歯と口の骨格を結びつける結合組織は他のカエルと比べて頑丈であり、カエルやヘビをも捕食してしまう食性と関係があると考えられている。
また、なわばり意識が非常に強く、同じ容器で飼っている場合などにはしばしば共食いをすることがある。
生活環
繁殖期は地域によっても異なるが、4-6月ごろ。この時期になるとオスは水田などに集まり、夜間、両頬にある鳴嚢を風船のように膨らませ、水面で大きな声で鳴く。この鳴き声は、メスを誘うと同時に、他のオスに対するなわばり宣言の意味もある。鳴いているオスは自分の周囲の直径1-2mほどに他のオスが侵入すると激しく鳴き、さらに接近した場合には、跳びかかって追い払う。ただしなわばりは繁殖期だけの一時的なものである。メスが接近すると、オスはメスの背中に抱きついて抱接する。メスは抱接したまま、なわばりから移動し、やがて産卵・放精をおこなう。メスは一度の繁殖期に1回だけ産卵する。これは同じアカガエル属で同様に水田で生活するヌマガエルとの大きな違いである。なわばりを作るオスがいる一方で、なわばりの周りに定位し、鳴き声を出さないサテライトと呼ばれるオスも存在する。サテライトオスは、自分でなわばりを作らないかわりに、なわばりオスの鳴き声に誘われて接近してきたメスを待ち構えて横取りし、繁殖を成功させようとする。このような忍びこみ、横取り、割り込み型の繁殖戦略をとるオスの存在は、なわばりを作る両生類、魚類などで知られており、スニーカーと呼ばれている。
卵塊はひとかたまりにまとまっていて、卵数は約1800-3000個ほど。孵化したオタマジャクシは水中のやわらかい植物、落ち葉、珪藻、動物の死体などを食べ、その年の秋までには変態して上陸する。そのため、排水不良で中干しができない、あるいはオタマジャクシの成長途上に水田の水を落としても、水田周囲の溝に避難できるような水田でないと生活環を完了することが難しい。充分に成長したオタマジャクシは、背中線が確認できる。野外での寿命は3-4年。
『ウィキペディア(Wikipedia)』引用
メスの方がオスより大きいのが最大の特徴です。
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